Solaris 10 inetd の扱いが変わっています。

/etc/inetd.conf を見ると一目瞭然、デフォルトの /etc/inetd.conf の内容が激減している。要するにこれも SMF(Service Management Facility)導入の影響なんだけれど、コメントとして記載された内容を簡単に日本語化するとだいたい以下の通り。

# このファイルはinetdの設定に直接には使われなくなりました。
# このファイルでかつて設定されていたSolarisのサービスは
# 今は inetdadm(1M) を使って、Service Management 
# Facility(smf(5)を見よ)にて設定されます。
#
# インストールやアップグレード後、追加のソフトウェア
# インストール後にこのファイルに残っているすべてのレコードは
# smf(5) サービスに変換されるべきで、inetconv(1M)コマンドを使って
# smf リポジトリにインポートされなければならない。
# じゃないと使えないからね。

OSインストール直後なのに情報が残っているのはなんで?これも inetconv しなきゃいけないの?なんてことは思わずにさらにコメントを読むと、inetconvの変換のための記述のベースにして下さい、とある。無意味だね。
Solaris なら触ったことあります、ではきっと通用しません。Solaris10 はそれぐらい別OSと言えましょう。
Zone機能とやらも早く試したいけど基本設定/設計を作る時点でこの変わりっぷり。TCPWrapper噛ましたいんですけどどこでどうやれば良いのでしょう?
まだSMFのドキュメントを読んでいない俺用リンク。だから読めって。
http://docs.sun.com/app/docs/doc/817-1985/6mhm8o5n6?a=view