Solaris 10 SMFの話
SMF(Service Management Facility)は非常に強力なものらしい。が、慣れていないので非常にとっつきにくい。
印象・事象などをメモ。
- SMFの仕組みによってsvc.startdから起動されるデーモンは殺し(kill -TERM)ても殺し(kill -KILL)てもよみがえる。
- /lib/svc/method/ 内に起動スクリプトがある。中身は /etc/init.d/に入れるようなものと同じ雰囲気(引数:startで開始、stopで終了)
- svcs, svcadm あたりが使えれば起動制御はできるみたい。
- これって進化なの…?という疑問。慣れれば便利なのか?
man smf の内容の最初だけを簡単に日本語化。
・名称:
smf - サービス・マネジメント・ファシリティ
・説明:
Solaris サービスマネジメントファシリティはサービスと呼ばれるアプリケーションの永続性を提供するプログラミング可能なモデルで、同時にサービスを動作させるインフラでもあります。サービスは動作しているアプリケーションやデバイスのソフトウェア的ステータス、その他のサービスの総合的なセット(synthetic set)を提供します。サービスを構成する複数のプロセスをサポートするために、このフレームワークはサービスインスタンスを提供します。サービスインスタンスはサービスを提供するソフトウェアコンポーネントの一つのセットを表します。
サービスインスタンスは、有効化または無効化できます。すべてのサービスはsvcadmコマンドによって有効化・無効化できます。すべてのサービスの一覧や実行中のサービスの特性(characteristics)はsvcコマンドでサマリとして表示できます。それぞれのサービスインスタンスは svc:. の形式で表される fault management resource identifier (FMRI) で定義されます。たとえば、システムの起動時に起動する syslogd デーモンは標準のサービスインスタンスとして以下のように表されます。
svc://localhost/system/system-log:default/ svc:/system/system-log:default/ system/system-log:default/
全てのサービスインスタンスはFMRI表記とオンライン状態に遷移した時間でユニークに区別されます。
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そういえば日本語のman入れてない。そっち見たほうが早いじゃん。バカな俺。
…。
SMF関連、どいつもこいつも日本語manはありませんでした。ちゃんと読むしかなさそう。めんどくせぇ。