コンテンツ変換サービス

ttp://www.g-boc.com/e/cyber/my/e-honyaku.html
ここは使いやすいが、使いやすいからといって使うとも限らない話。

こういうサイトを作るのは翻訳機能の実装以外の部分は意外と簡単で、

  • REQUEST_URIから翻訳する対象サイトを識別
  • 対象サイトからコンテンツを取得
  • 翻訳エンジンを通す
  • クライアントに結果を返す

だいたいこういう手順を踏む。翻訳でなくても話は同じ。

気をつけたいのは、こういうサービスをやっているサイトは全ての通信を閲覧できること。全部ですよ、全部。(httpsだと話は違うけどね)

だから、変換サービスを通した先のサイトでのログインなんてもってのほか、ましてやクレカなんて。盗まれてますよ、たぶん。ログインをしなくても、どんなサイトを閲覧しているか、まるわかりですよ!と。

だから、こういう変換サイトを気軽に人に教えるにはとっても抵抗がある。便利なんだけどね。どんな危険性があって、どういうところに気をつける必要があるのか、そういうのは半分ぐらいはセンスの問題であったり、とにかく素人にはオススメできない。

前に、@docomo.ne.jp を @docomo.hoge.jp に変えてメールを送ると大きな写真が送れるよ!とか、携帯メールに関して何かそういうサービスをやっている所があったように思う。うろ覚えだけど、明らかに外部業者のコンテンツ変換サービス。
この場合、HTTPとSMTPの違いはあれど、やっていることは↑と同じ。あんた、自分のメールアドレスはまだしも、相手のメールアドレスも、書いた内容も、全部外に流れてますよ!と思った。
「せっかく難しいアドレスにしたのにすぐ迷惑メールが来るようになった。キャリアが横流ししてんじゃないのか」と言う話を聞いたこともあるが、これは物を知らないだけのこと。
おっと話がそれた。

プロキシ的に何かのサービスをやってくれる便利な所には、何か危険なにおいを感じるべきなのですよ、という話でした。