プログラマ、センスの話

コーダーでもプログラマでもセンスって大事だね、とは常々思うのだけれど、↓に面白いことが書いてあった。
■ Why perl? (歌代さんのWebページより)
http://www.srekcah.org/~utashiro/perl/scripts/faq.html

最近ちょっと思うところあって PHP を使ってみました。間に合わせに使うのに便利なのは確かだけど、言語センス悪いです。 PHP でしかプログラム作ったことない人は、生涯センス悪いままでしょう。

PHPなんてたいして書いた事ないくせに嫌いだなって思っていたので、なんだか裏づけをもらった感じで嬉しい。

歌代さんはjcode.plの作者と言えば「おおー」という感じだけど、jcode.plだけでなくいろいろとすごい人。(詳しくは↑のURLからたどっとくれ)

個人的にはJavaもほとんど書いたことないくせに嫌いだな、って思っているけど、今のところ裏づけ的な発言が得られなくて寂しい。嫌いな理由はリソースを使いすぎる所で、言語センス云々とはまるきり別な話なのでここでは割愛。

プログラマのセンスという奴はきっと不便な言語系でこそ培われるんだと思う。PHPは便利すぎるんじゃないかな。PHPはWebページ生成に特化した点でPerlより優れた部分があるんだろうが、デザイン(UI)と機能を分離しにくい点でメンテナンス性に問題があるし、バージョンアップによる仕様変更がツラすぎるし、セキュリティホールも多い。(これは俺の主観だよ)

面倒な事がイチイチ必要なC言語でコードを書いていてもセンス悪い人はいくらでもいるので、使うプログラム言語によって個人のセンスのレベルが決まるわけでは決してない。だから、一概にPHPでコーディングをする事がセンスを磨かないとは思わないが、言語センスを磨きたいなら不便な言語も使ってみるべき。

このあたりにコーダーとプログラマーの間がありそうな気がするが、話がまとまらないのでこの辺で。