VirtualBoxとVMWare
昨日までVMWare Server 2.0を使っていた。今日からVirtualBox 2.0 を使っている。
VMWareはタダだし、本当に良くできたソフトウェアだ。1.x→2.0でUIをブラウザに載せてくれちゃったのには辟易したが、それにしても良くできたソフトウェア。便利。そして速い。快適。ほとんど完璧と言えるソフトウェアだ。
ある一点をのぞいては。
そのある一点とは、ショートカットキー。最悪だ!強烈なのだ!
Ctrl+Rはブラウザのリロードだったり、emacsの↑向き検索だったり、まぁよく使うんだ。俺は。
だけど、VMの中の窓に送るつもりのCtrl+Rの入力が、不意打ちのようにVMの窓そのものがアクティブになっていて、VMの窓に届くことがある。そのとき、VMは強制リセットなのだ!
VMの中で動かしてるブラウザでリロードしようとしたら、VMもろとも強制リセット。
一昨日3回目のCtrl+R事故が起きたことで、VMWareを捨てる決心がついた。作業中のもの全てをCtrl+Rでリセットしてしまう環境なんて使ってられない。
話はそれて、Ctrl+Rを無効化するようなソフトウェアを使えば良いという意見があるかもしれないが、それは受け入れない。俺はそういう危険なショートカットを平然と用意するソフトウェアの設計に呆れたのだ。回避すれば良いというわけじゃない。
そしてVirtualBoxを使っているわけだが…。
VirtualBoxのよい点
- HostKey
VM操作に使うキーを指定できる。たとえば再起動したくなったら、HostKey + Rなど。HostKeyは右側のCtrlがデフォルト。まーまず使わないキーだよね。俺はHHKを使っていてCtrlなんてひとつしかないので、右側のALTキーを割り当てた。絶対に押さないキーなので操作が安心。
- Windows7対応
β版を試す気になった。普通に動いた。わー、って思った。最新のOSに対応をする心意気が良い、という意味で。
別にVMwareのクライアントソフトウェアで良いといえば良いんだが、クライアントにアプリケーションをインストールする必要がなく、標準のリモート接続クライアントが使える意義は非常に大きい。
- 64bit対応
Windows7の64bit版は動かなかったが。64bit対応ってうれしい。
VirtualBoxの悪い点
- おせぇ。とにかくおせぇ
特にグラフィック描画とネットワーク。CPU使用率が異様に高い。
VMWareより環境としてはよくなったと思うんだが、速度だけはいかんとも。おかげでホストOS(Linux)の操作が増えた。Windowsじゃなきゃ出来ないことだけVMでやるようにシフトしつつある。