余計な事を考えているなう

まただいぶ空いたな。

もう子どもたちは夏休みだし、あと一週間もすると海にはクラゲが出てくるんじゃないかと思う季節に桜もないだろ、と思ってブログデザインを変えてみた。暇なんじゃないぜ。

今何を考えているか、それは「コミュニケーション」「知識」「ノウハウ」「資料」「報告」「進捗」「課題」みたいな単語でまとめられそうなテーマ。ざーっくりと一言でいえば「情報」だ。

情報という単語はとにかく広い。広すぎて、みんなの頭の中は違った分類や体系が出来上がっている。この「分類や体系」というのがやっかいなんだ。俺はこれを共通化したいと思っている。みんなが考えているモノの考え方、分類やその体系を共有できたら!これはとんでもない力を生むんじゃないかと思っている。

俺は自称インターネット屋さんだとか言ってるけど、要するにシステム屋なので、「分類や体系」を一つの「システム」に落とし込みたいと思っている。

「システム」には3要素しかない。「入力」「処理」「出力」こんだけ。

みんなの頭の中、情報の分類や体系をシステム化する、というのはどういうことか。システムを単純化して3つに表わしたこのモデルを、みんなの頭の中に適用してかんがえてみる。

みんなが「入力」として得ている情報がある。情報の入れ方にはどんなのがあるかしら?「メール」「電話」「Web」「口頭」「新聞」「テレビ」…もっとあるかな。雑多な情報源だ。みんな同じ仕事をしているからには、ここもシンプルにする事ができそうだ。

みんなで同じメールを読む必要はないよね。一人にかかってきた電話の内容ってみんなに伝えなきゃいけないかもしれないね。Webの情報って鵜呑みにすると火傷するかもね。口頭でしか伝わらない情報って蓄積も検索も出来ないよね。

みんなへの情報の入力は、「共有するところはする」「みんなで同じ情報を持つ必要がないことだってある」という事を考える必要がある。情報を受け取った先のアクションを見ながら。

ちなみに、ここで「実現性」は後に回す。アイディア段階では自由度を制限しないほうが好き。

次に「処理」を考えてみようか。

みんなが受け取った情報をどうやって「処理」しているか、これは単純な議論に出来ないだろうと思う。だけど何かの「出力」を出すために「処理」をしていることだけは間違いない。だから「出力」を起点に「処理」をモデル化するのが良い気がする。逆にいえば、「出力」が固まってしまえば「処理」は自ずと決まってくるんだとおもう。

最後に「出力」だ。みんなの頭の出力って何だろうね。口頭、メール、資料、いろんな形がある。これらは全て目的に応じて使い分けているように思える。

出力の目的に応じた分類や共通化が鍵になるとここで気づく。

誰かの頭の中の「出力」は、次の誰かの頭の中への「入力」でもあるんだ。「処理」が「出力」の形によって自ずと決まる仮定が間違っていなければ、情報の入出力がキレイに設計できる事が、みんなの頭の中のシステム化の成功に繋がる。

みんなの頭の中をシステム化するということは、みんなの頭の中への入力や、頭の中からの出力をシステム化するという方針でおおむね固まった。